2018年1月29日

平塚市長  落合 克宏 殿

新文化センターを考える会
会長 岩崎 由紀子

要  望  書

 

貴職ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、この度平塚市より提示されました、新文化センター建設に関する素案に対し、以下の通りご提案させていただきたく本要望書を取りまとめましたので、ご査収、ご検討いただきたくお願い申し上げます。

現在検討されている新文化センターについて、現段階での内容では、湘南エリアの中心的文化発信地としての平塚市の持つポテンシャルを発揮できず、平塚市民のみならず近隣市町村住民の期待に応えられるものとは到底考えられません。

今、平塚市にあるホールは小規模の中央公民館ホールのみであり、平塚市などの主催行事のほか、市民の各種活動が集中し、その活動に支障をきたしていることはご高承の通りです。

これにより一部の市民団体においては、その活動や発表の場を市外に求める動きも出ています。このような状況では平塚市の文化レベルは下がる一途であり、とても残念至極です。

一方で、現在提示されている新文化センターの計画は、大ホールの収容人員が1,000人程度と小規模なホールとなっています。この規模のホールですと、現在の中央公民館の大ホールとそれほど変わらない大きさです。

そこで、私たちは、音響効果の優れたホールで

  • 80人以上のオーケストラ演奏をするとともに、聴くことができる
  • オペラやバレエ、ミュージカルをオーケストラなどの生演奏で演ずるとともに、観ることができる
  • J-Popやジャズ、ロックなど会場全体で盛り上がることができる
  • 日本の伝統的芸能文化や演劇などを堪能できる
  • 小学生、中学生、高校生の芸術や学術の交流を活発に行うことができる

といった裾野の広い文化活動を行うために、最低でも1,500人から1,800人規模の席数を擁する大ホールとそれを十分に機能させることができるオーケストラピットおよび付帯設備の設置が必要であると考えます。

また、現在の計画の論拠とされている今後予想される人口減少は平塚市のみならず、日本中で懸念されている課題であることは十分理解することができます。しかしそのことが文化芸術活動を愛する市民の減少を意味することとは限りません。平塚市の人口減少を超えて、近隣市町村、神奈川県内、首都圏から足を運べるような企画により、ホールの有効活用を図り健全な運営に少しでも結び付けていくことで、その懸念を払拭することができます。

頭書のような残念な状況を改善するために、厳しい財政状況であるとは存じますが、新文化センターの建設とその効果的運用に大いなる期待をする次第ですので、ご賢察賜りたくお願い申し上げます。

以 上